10/9に行われた新日本スポーツ連盟主催の大阪スポーツの祭典に出場してきました。
朝早起きをして服部緑地の陸上競技場に着くともうありきよさんが走っており、その横でプログラムをもらってパラパラめくると自分の出番も1時間後に来るではないか。まあ高校生なら一次アップとかしなくてはならないだろうがこちとらベテラン。アップで消耗する体力も惜しいし。。軽く体が温まって更にはストレッチが出来る時間があれば充分なのだ。
今回も「あまれんれん(尼崎連合練習会の略)」の4人、日本海の疾風、くりりん、はや、Kanの4名による激突(1,500m&3,000m障害)。そして友情のリレー(4×400mリレー)の3本立てでやってきました。
★1,500m対決
予選ラウンドで「疾風vsはや」「くりりんvsKan」が実現。疾風vsはやは序盤から前に出る疾風さんを徐々に後ろから追う“クレバー”はやという図式。トップを走っていた疾風さんが後退し始めたところではやさんとの間が狭まって行ったが、疾風さんが最後にもう一踏ん張りし二人の間隔が広がってゴール。疾風さんは4位でゴール、はやさんはその後ろだったかな?
くりりんvsKanは予定より早いタイミングでトップに押し出されてしまった私があまりしたくない逃げのレースを展開。追われる恐怖を体験しつつも振り返ることはせず、常に聞こえる足音に怯え最後まで気の抜けないままトップでゴール。おかげでくりりんさんとの対決を楽しむ暇もありませんでした。くりりんさんは4位でゴール。
1500mの予選通過は4つの予選で3着までの選手とそれ以外の者でタイムの早い3名の15名であり。私は着順で通過。疾風さんとくりりんさんが微妙なラインで発表を待っていたが残念ながら二人とも通過ならず。疾風さんはタイム的にあと一人の次点に。くりりんさんは予選であと一人抜いていたら順位で通過できたという悔しい結末になりました。
★3,000m障害対決
3,000m障害とは大きなハードルが5つおかれた400mちょいのトラックを7周ちょい走ります。(ちょいちょい言ってますが距離はぴったり3000mです。)ハードルは普通のハードルではなく平均台を横にしたようなものを使います。5つのハードルのうち一つには水濠がついておりジャンプしたあとに水にザブーンとつっこむという何とも不思議な競技です。
先ほどの1,500mとは違いこちらは一発決勝のため4つ巴の対決が実現しました。前年の結果は、はや→Kan→くりりん→疾風でしたが今年は全く違う結果になりました。Kan→疾風→くりりん→はやの順でゴール。自分が走っていたので対決の展開は分からなかったので自分のことだけ書きますね。
障害走では障害の越え方がポイントになってきます。私は障害を越えるときにハードル跳びをします。普通は障害に片足をかけて障害を上で蹴っていくものなのですが、私はどうもその動作がしっくり来ないのでいつも飛び越えるんです。今回はそれが大きな武器になりました。障害のところで明らかに他の走者と差が広がっていきました。ちなみに水壕はさすがにハードル跳びで行くわけに行かないので左足で地面を蹴って右足を障害に乗せそのまま蹴って、更に右足で着地をし、左足を前に出して左だけはなるべく濡らさないようにする作戦で行きました。一周目の水濠で足にかかった水が気持ちよくなってそれからは結構楽しく走ることが出来ました。
★1,500m決勝
これは一人で戦ってきました。スタートから周りがとても速く飛び出しいきなり置いてけぼりを食らいました。しかしそこは落ち着いたもので前を長めながらのんびりレースを展開しました。まずは同時スタートで行われた中学生達を次々に大人げなくかわし、大人達も少しかわし、最後の周に突入。ちょうど中学生のトップが目の前におりそこのに並び「ここが踏ん張りどころや!ついてこい!!」と檄を飛ばし一気にスパート。中学生も「ウィッス!」てな返事で頑張ってついてくる。これには少し感激!でもこちとら得意のレース展開なのでこっからの400mは猛ダッシュをかける。大人も少し抜き、中学生はおいていき気分良くゴール。まあ8位か9位あたりですがね。。。でもタイムが予選と2秒程度しか変わらなかったのは良かったです。予選はもっと頑張れたって事ですかね。
★友情の1,600mリレー
去年のリレーはビリ。30歳超とは言え市民ランナー界では若手のスピードランナーが4人集まってビリ。これではカッコが悪い。今年こそはビリ脱出を目標に臨みました。オーダーはKan→はや→くりりん→疾風。クラウチングスタートは苦手でしたが意外とスムーズにスタートが切れました。レーンは大外でまるで相手が見えない。かと思えば最終コーナーでは並ばれあっさりかわされる。呼吸も今まで経験したこと無いくらい乱れる。息も絶え絶え隣のレーンの人と競りながらはやさんにつなぐ。つらかった~と思いつつも顔をあげてレースを見ると我がチームの後ろに走者がいるではないか。はやさんくりりんさんと続く間に後ろとの差は広がり余裕を持って疾風さんにバトンが渡る。疾風さんは前回バトンを受けた直後に後ろの走者にかわされたというトラウマがあり今年は雪辱に燃えていた。そんな疾風さんには余裕がありすぎるバトンタッチであったが、前の走者も遥か彼方に。。。一人旅の寂しさを感じつつ余裕のブービーゴール。前回より順位が一つ上がりました。タイムも3秒更新と言うことで「あまれんれん」少しだけ成長したようです。
来年はもういっちょ前に行きたいですね。
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